命の洗濯や、断捨離による人生のリセットなど、掃除・洗濯・整理整頓などの家事を、私たちの内面の問題として表現することがあります。
では、心の掃除をすることで、本来の自分を見つけることができ、人生がプラスに好転していくとしたら、それはどんな掃除方法なのでしょうか。ちょっと考えてみました。
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「心を掃除する」という表現があるとしたら、それは、具体的にはどんな行為のことをいうのだろう、と、疑問に思い始めた私、尼ヶ辻花子です。
せわしい日常から離れて、リゾート地や自然豊かな場所でリラックスすることを「命の洗濯」と表現しますよね。また、「断捨離」では、単に物を捨てるだけでなく、シンプルでミニマルな生活を始めることで、人生までもリセットすることができるというのはよく聞く話です。
では、「掃除」を、内面の問題や状態にあてはめるとしたら、どうなるのでしょうか。私は、次の3つの行為になるのではないかと考えました。
①ホコリを払う。ゴミとり。
具体的には、怒ったり、しゃべったりして、負の感情を外に出すことにあたります。ほかに、笑うことも、これに当たる気がします。イヤなことがあっても、笑い飛ばすことで、心にゴミが張り付くことを防いでくれると思うからです。
②拭き掃除。汚れとり。
①と同じく感情を出すことですが、こちらは泣くことです。涙を流すことは、拭き掃除に似ている気がするからです。心の汚れもいっしょに洗い流してくれるようで、泣いたあとはスッキリすることが多いです。
③ワックスかけ
日常の掃除で、ワックスをかけることは非常に稀な私ですが、心の掃除となると、このワックスがけは重要で、上記2つより頻繁に行っているかもしれません。
具体的にいうと、自分にツヤを出すことなので、好きなものを食べたり、好きな映画や本を読んだり、音楽を聴いたりすることに当たると思います。
①と②よりも先に、この③を行うことで、泣いたり笑ったり怒ったりという①や②へと、つながることも多いでしょう。大人の社会では①や②を抑制する訓練を長くやっているので、③を行うことで、①や②を行って、素直な自分になることができる、ということでしょうか。
心の掃除は、一人でできることもあれば、おしゃべりをするときなど、友人や家族の助けが必要な場合もあります。でも、③のプラスアルファとして、内観する時間を持つこともおすすめしたいと思います。これなら、一人でうまく心の掃除をすることができるはずです。
一人の時間を持つことは、忙しい日常でも、意識すれば可能です。帰宅する前にカフェへ寄り道したり、休みの日に図書館へ行ったりすることでもいいですし、寝る前に、一人でストレッチをするなどでもいいと思います。内観は、本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴きながらもできますし、あるいは、音のない静かな場所で、ひとり目を瞑ってみるだけでもいいと思います。
まずは、今もっている感情を味わいつくすようにして、そこに座り続けます。そのあと、平常心の自分、ニュートラルな状態で座っている自分へ帰っていくよう、心を落ち着かせます。感情を持った自分を、別の自分が俯瞰して眺めている状態をイメージするのも、有効な気がします。
これで心の掃除は終了です。簡単だと思いますか?それとも、難しいと思われたでしょうか・・・
なかなか自分らしく生きられないという方は、ぜひ試してみてください。
これをお読み頂いたあなたに良いことがありますように☆