尼花日記

尼ヶ辻花子(あまがつじ・はなこ)のブログです。2DKのアパートに、片付け好きの再婚オットと二人暮らし。掃除、断捨離、シンプルライフ等について日記に綴ります。

こんまりメソッド「人生がときめく片づけ」で私がその気になった言葉とは?

こんにちは、尼花(あまはな)こと、尼ヶ辻花子です。

最近、こんまりこと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を読みはじめました。

まだ第2章が終わったところで、遅々として進まず状態ですが、ここまでで、とても心に響いた言葉があったので、ご紹介したいと思います。

 

読むのが遅くて困ったときはオーディブル!

こんまり、とは、近藤麻理恵さんのことで、今、世界で最も影響力のある日本人なんだそうです^^私のドイツ人の友人も、こんまりって知ってる?と聞いてきたほどです。

そのこんまりさんの著書「人生がときめく片づけの魔法 改訂版2」を、あやまって先に買ってしまった私は、やはり最初に先版を読もうと、「人生がときめく片づけの魔法 改訂版」を、ペーパーブックで購入しました。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

ところが・・・

なかなか先にページが進まないのです。

もともと、読むのは早い方のはずなんですが、なぜか遅々として進まないので、これはもう聴くしかないでしょ!!と、オーディブルでも購入することにしました。

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

このアマゾンのオーディブルは、本の朗読、つまり、耳で聴く本のサービスを行っています。5分のサンプル試聴ができるうえ、1か月の無料体験ができたりします。

また、1か月が過ぎたら、月額1500円で1コインをもらえるので、それで1冊購入できるのですが、これ、商品の返品・交換が可能なのです!!つまり、1コインでも、何冊も聴けてしまうのが魅力なんですね。 

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オーディブル版だと、家事をしながら、夜寝る前になど、iPhoneから気軽に聞くことができて便利なので、最近では、私は、情報系の本はオーディブルで聴くようにしています。

 

さて、このオーディブル版を聴き進めるうちに、ハッと心を揺さぶられた言葉にいくつか出合ってしまいました。

 

片づけの定義とは?

それは、「人生がときめく片づけの魔法 改訂版」の第1章がもうすぐ終わる、というところでした。

第1章の「片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?」の最後の節のタイトルが「片づけは祭りであって、毎日するものではない」とあるのですが、そのなかで、「祭りの片づけ」の説明がありました。

こんまりさんが、なぜ、「祭り」と呼んでいるかといえば、それは「日常の延長にあるたんなる整理整頓ではなく、自分の人生を丸ごと変える一大プロジェクトだと思って取り組んでほしい(P47より引用)」からなのです。

私は、この言葉を耳から聴いて、ハッとしました。

もしかしたら、目で読んでいるだけでは、ここまで強烈な印象を持たなかったかもしれません。人の声で語られる言葉を通して、耳で受け止めた分、よけいに強く心に響きました

 

片づけが苦手な私は、これまで、日々の細やかな整理整頓が嫌いなんだと思っていました。

ですが、片づけを祭りととらえるなら、それは日常のルーティンワークではないということになります。

日常の「ケ」の片づけではなく、特別な「ハレ」の日の片づけであるなら、それは一種のお祭りです。

それって、面白そう!!それに、そのお祭りを行うことで、人生まで変わってしまうほどの大きな変化を、私もまた自分で起こすことができるかもしれない・・・

そんなふうに解釈して、心がワクワクしてきました。

そう、片づけの定義は、お祭りであり、人生のなかの一大事であり、こんまりさんのいう「最高の自分を経験できる」ことだったのですね!!

 

捨てることの意義

さらに、第2章「まずは『捨てる』を終わらせる」を聴き続けて、私は再びハッとさせられました。

3つ目の節である「触った瞬間にときめきを感じるかどうかで判断する」のなかで、次のような文章が読み上げられたのです。

「・・・『捨てる』ことだけを考えて片づけをすると、不幸になります。なぜなら、本来片づけで選ぶべきなのは、『捨てるモノ』ではなくて『残すモノ』だからです(P62より引用)」。

これを聴いたとき、私はふたたび感動していました。そして、これは、片づけのことだけでなく、人間関係にもいえるかも、と考えてみたのです。

例えば、職場や社会活動の場のなかに苦手な人たちがいたとして、その人たちといかにうまくやっていくかとか、いかに離れているかとか、「捨てる」べき人間関係に思い悩むよりも、本来は、仕事がもっとはかどったり、助け合えたり、関係を育てていけるような「残す」べき人間関係を育むことの方が、ずっと重要だし、心を砕いていくべきことのはずです。

でも、つい、イヤなことから逃れることや、うまくかわすことにばかり気をとられて、本当はもっと大事にしていかないといけないことから目を背けてしまいがちになります・・・そんなことは、本当はすごくもったいない!こと。

片づけも、だから、捨てることにばかり注意を向けず、どんな人間関係を残すのかと同じで、何を残すのかを考えていくべきだったんだー!!と、気付いたのでした。

「ときめき」とは、この「残すモノ」を選ぶための基準で、理想の部屋のなかに存在させたいかどうか、とも言えるのかもしれません。

 

こんまりメソッド、すばらしき哉。

 

例えば、嫌いな人間関係を手放すことって、本当にやっかいなことです。。その意識を変えて、好きな人間関係を作っていくことに気持ちをフォーカスすれば、片づけだって上手くいくかもしれません。

私もぜひこの本に沿って、ぜひ「祭りの片づけ」を実行してみようと思います!!(ちょっとドキドキ・・・)

 

まとめ

こんまりメソッドを実行するよう、私をその気にさせてくれた言葉を、「人生がときめく片づけの魔法 改訂版」の第1章と第2章から引用して、ご紹介しました。

片づけの定義と、捨てることの意義を知ることで、よし、やってみよう!という気持ちになってきます。オーディブルで、耳から聴いたことも、さらに印象を強めたように感じますし・・・引き続き読み(聴き)進めて、またご報告したいと思います^^