こんにちは、尼花(あまはな)こと、尼ヶ辻花子です。
秋晴れの気持ちの良い日が続いていますね。
今日は、近くのカフェで、カンフーレッスンに初挑戦してきました。
どんな感じだったか、ご報告しますね!!
準備体操が大事なカンフー
つい先日のことです。
近所の友人が、カフェで「座ってできる気功」教室をやっているというので、そのレッスンに行ってきました。
そこで、身体を動かすって気持ちがいい!!と、あらためて実感。
今度は、同じカフェで「中国カンフー」教室があるというので、参加してきました。
先生は、長くNYで教えていたという男性で、最後は中国にも修業にいったそう。
八卦掌(はっけしょう)といって、中国の八卦に基づいている中国武術のひとつらしいです。
さっそく、レッスンが始まりました。
最初に、礼。日本でもそうですが、中国武道でも、礼は大事な儀式でもあります。
カンフーでは、右手をグーにして、左手でそのグーをつつみこむようにして、軽く頭を下げます。
これは、武器となる手、あるいは武器を持つ手を覆うことで、戦意はないよ、という意味になるんだそうです。
ちなみに、日本で頭を下げて礼をするのは、相手から目線を下げることが目的で、これによって、抗戦しません、という力関係や、友好の意思表示をすることが目的なんだそうです。
お辞儀のルーツが、謙遜の意味ではなく、攻撃しません、って合図だったとは、知りませんでした。
礼の次は、ストレッチ。準備運動です。
この準備運動をどのくらいやるかは、流派によって違うそうなんですが、こちらの先生は、しっかり準備体操をする、というスタンスでした。
まず、首を動かすことから始まって、肩、手首、肘、腰、膝、足首と、順番に動かしていきます。ぐるぐる回すこともあれば、ストレッチのように伸ばす動きもあって、これが思いのほか気持ちがよかったです!
30分かけて、準備体操が終わったころ、私のデニムのお尻の部分に、少々、すき間ができていることに気が付きました!
布地を指でつまんで、ほくそ笑む私。。なんとなく、ウエストも、締まった気がしますよ・・・思いがけない、嬉しい効果です!!
八卦掌、太極拳との違いはこれ!
さて、水分を補給をしてから、いよいよカンフー、八卦掌の動きを教わります。
まず、太極拳とはどう違うのか?という説明がありました。
先生いわく、太極拳は「円を描く」動きなんだそうです。
もっといえば、大きな球を持っているような動きです。
中国で、早朝に太極拳をされている方々の動きはといえば、大きな、丸いボールを持っているかのような動き・・・確かに、ボールをなでるような、流れるような、まあるいい動きをされていますよね!!なるほど、です。
対して、この八卦掌では「らせん」の動きだとか。
らせん、つまりスパイラルです。ねじったような動きなんですね。
さっそく、簡単なものから教えていただきました。
まず、お寿司を握るような感じで、両手を上下に浮かし、手のひらを上にした方の腕を、大きくまわしながら、体をねじっていきます。
このとき、手のひらは、たえず、上に向けていなくてはなりません。
お寿司のネタを、下へ落とさないようなイメージだそうです^^
うーん、私はといえば、お寿司、落としちゃいましたね・・・
この動き、確かにスパイラルでした。太極拳のように、ゆっくりと、流れるような、まあるい動きに、ひねりを加えたような感じです。
難しいですが、体をねじらせつつ、伸ばすことで、血流がよくなるのか、気分がどんどん良くなってきましたよ!!
また、右と左では、動きやすさが違っていて、凝っていたり、問題がある側は、動かしにくいのだと気が付きました。
体って、動かしてみて初めて、本当はどうなっているのか分かるものだなーと、あらためて感じ入りました。
普段しない動きをして、気分もスッキリです。
軽く汗ばむ感じで、なかなか良い有酸素運動なのではないかと思います。
その後、カフェで美味しい紅茶をいただいて帰りました。
まとめ
中国カンフーのレッスンを受けた体験についてお伝えしました。
八掛掌という中国武術で、太極拳が円を描く動きなのに対し、八卦掌ではスパイラルにひねって動いていきます。
どちらも、ゆっくりとした、流れるような、まあるい動きです。
ぜひ、また参加してきたいと思います!!その際には、ご報告させてください^^