寒くなってきたせいか、ネガティブ思考になってくることってありませんか?
ちょうど昨年の今頃、私は帰国したばかりで先の生活がどうなるのか、全く見えずに不安でいました。
そんなときに取った方法を、1年ぶりに思い出したので、シェアしたいと思います。
ある手帳との出合い
これは、オーストラリア発のスウェーデン風の手帳です。
説明がややこしいのは、スウェーデン人が、オーストラリアのメルボルンで立ち上げた文具ブランドだからなんですね。
これ、「kikki.K(キッキ・ケー)」という文具ブランドで、私がニュージーランドで買ったものですが、日本でもネットで購入できるブランドです。
主に手帳や文具などの雑貨を中心に、女子心をくすぐる北欧雑貨の要素が詰まっています。可愛らしくて知的な、まさに今どき女子にピッタリのものがたくさんあるんですよ。
さて、この手帳、B5サイズですが、本のように分厚くて、中はこんな感じです。
色柄のページパターンが5種類あるのも楽しいです。
いわゆる日記なのですけど、書き込むのは、4つのことだけでいいんです。
書き込みの反対のページは、写真を貼るようになっていますが、自由にイラストなど描いてもいいと思います。もちろんメモしてもOKです。
ポジティブ思考へ変化する書き込み
4つのこととは、その日のうちにあった3つの事柄と、明日の目標1つです。
具体的には、こんな感じです。
①その日、自分が幸せに感じたこと(what made me happy)
②その日、自分が学んだこと(what I learnt)
③その日、感謝したいこと( I am greatful for)
④明日やりたい計画(Tomorrow I am going to)
どれもシンプルなことですよね。これ、たった1行、一言でもいいのですが、一日の終わりに書き留めようとすると、思考の傾向が少し変わってくるのです。
たとえば、その日に「①幸せに感じたこと」なんてない、と思ったとします。
それでも、ご飯をお腹いっぱい食べられたとか、誰かに親切にしてもらえたとか、道端でキレイな花を見つけたとか、かわいいネコに会ったとか、とても小さいながら、自分をハッピーにさせてくれた事柄を見つけようという方向へ、脳が働くようになるんですね。
「②学んだこと」についても同じです。
例えば、お腹いっぱい食べられたなら、まだ生きられる、ということかもしれないし、可愛いネコは心をおだやかにしてくれる、という発見をしたのかもしれないです。
そうなると、「③感謝したいこと」も、大げさではなく、ささいなことから見つけられてきます。
この3つを書き終えると、最後は、「④明日のプラン」です。
こちらも、大きなことではなくていいんです。ネコに癒されたから、100均に行って、ネコ柄のコップを買ってこよう、とかでもいいんですね。
大事なのは、確実に自分が出来ることを1つ書くことだと思います。
さらに、反対のページには写真を張り付けるといいようなのですが、私は小さなイラストや、ちょっとしたメモをかいたり、あるいはまったく何も書かなかったりもしていました。
これ、ぜいたくな使い方ですが、この小さなぜいたくさが、心のゆとりをもたらしてくれるような気がしています。余白の部分を持つことで、遊びの心を思い出すことができる気がしています。
昨年、私はこれを2か月ほど続けて、いつのまにか尻すぼみ的にやめてしまっていました。
それでも、考えたら、1年前の自分よりも、今は数段進歩しているのを感じます。さらなる進化のために、また再開したいと思す。
書き込みの具体例
1年ぶりに再開した私の今日の手帳は、こんな感じです。
英語の勉強を兼ねて書いていたので、またチャレンジです(汗)。
①よく寝た
②成功体験を思い出すことで、よりよい未来が作られると気づいた
③オットが優しくしてくれることに感謝
④図書館へ行く
・・・超シンプルですよね。でも、しばらく続けて、またポジティブ思考を強化したいと思っています。
ちなみに、②の成功体験云々は、最近、なぜか子どもの頃の小さな失敗体験が頭をよぎることが多いな、と気が付いたからです。
一生懸命がんばったわりには、周りの評価が小さくて、それが悲しかったこととか、自分が選んだプレゼントが友だちに喜ばれなかったこととか・・・
なぜそんなことを考えるのか分かりませんが、経験したのは失敗体験だけではないはずです。
子どもの頃の成功体験を思い出すことからも、よりよい未来が作られるのでは?と、ふと、トイレの中にいるときに思い立ったのでした(苦笑)。
これについてはまた機会があれば書きたいです。
まずは、一日の終わりの小さなメモを、あなたも始めてみませんか?
心が晴れやかになってくるかもしれませんよ!