こんにちは! 尼花(あまはな)こと尼ヶ辻花子です。
念願の食洗器を購入しましたので、ご報告です!!
・・・といっても、買ったのは5月末。もう4か月を過ぎているのですが^^;
時間が経ったなりの使い心地や、そろそろ使わなくなる時期のことなども含めて、
お伝えしたいと思います。
1. 工事不要の食洗器とは?
食洗器は、設置するのに工事が必要です。エアコンと同じですね。分岐水栓といって、水道蛇口に設置するのに、プロの手が要るのです。
でも、賃貸暮らしだと、この工事が出来ないケースが多いです(家主さんの許可があればできる場合もあります)。
我が家も、賃貸アパートなので、工事はできません。
この工事不要の食洗器が本当にあるのか??
・・・あるんですね!!
今は、工事不要の優れた食洗器がイロイロと市場に出ています。
なぜ工事が不要かというと、タンク式の食洗器だからです。
つまり、水道の蛇口に直接設置されないので、自分でお水を汲んで、食洗器のタンクに入れて使うことができるのです(排水はシンクですが、バケツで代用される方もいるようです)。
これ、便利です!!
でも、食洗器のタンクに水をいれるためには、井戸水を汲むように、わざわざ自分で水いれなきゃいけないのでは??
・・・その通りです!水、汲んでください!!
毎回、水を汲むと思うと、面倒だな。。と思われるかもしれません。
これについては、100均で、水汲みタンクなども売っていて、使っている方もいるようです。ちょっとラクらしいです。
私は、専用の巨大カップを使って、自分で毎回水を汲んで入れていますが、案外、慣れると苦になりません。
むしろ、たったこれだけの水の量で、これだけのお皿が洗えるんだ!!と思いながら、蛇口をひねって水を入れているので、とても楽しい気分になります♪
そう、食洗器を使うと、水の量を節約できるんですね。
節約するって楽しい、と思える瞬間です。
また、食洗器のサイズについては、メーカーによりますが、
「タンク式」の場合は、45~50センチ前後の縦横上のスペースがあれば設置できます。
省スペースなのも、タンク式の良い点ではと思います。
2. 購入した食洗器は「ベルソス iimono117」
気になるお値段ですが、タンク式の場合、3万円~5万円までであります。
(据え置きタイプの7万円を目標に貯金していたので、3万円代であると知ったときは嬉しかったです)
我が家で購入したのは、工事不要、タンク式で3万円代の「ベルソス iimono117」です。こちら、楽天では「ベルソス」、アマゾンでは「iimono117」と命名されています。同じものです。
これに決める前、他にも候補は2つありました。
「エスケイジャパン」と「シロカ」です。
正直なところ、同じ価格帯のもので、サイズに若干の違いはあるものの、機能として大きな違いはなさそうでした。
ただ、口コミなどを読んでいくうちに、「シロカ」は、他のものより音が少々大き目のようでした。自分で使ってないので、あくまで口コミリサーチの私の感想です。
また、最後まで、「エスケイジャパン」にするか、迷いました。
こちら「エスケイジャパン」は、1年くらいで故障が出たと書いている人が何人かいて、
対して「ベルソス iimono117」は、買ってすぐ不良があり、交換した、と書いている人が数人・・・
つまり、不良品にあたる確率がどちらもゼロではないということです。
とはいえ、早いうちに不良かどうか分かる方がいいのでは?と考えて、万一の場合は交換してもらおうと、「ベルソス iimono117」に賭けてみることにしました^^
また、これに決めた理由が、もう一つあります。
それは、直感です!!??
直感、つまり、「パッとみたときのデザイン」、「ボタンの感じ、使い心地が自分に合うか?」、「なんとなくの馴染み感」・・・そんなものが、「ベルソス iimono117」にはあると感じました。
理屈でなくてすみません・・
ところで、半年近く経ったいま、調べてみると「アイネクス」という選択肢もあったようですが、当時の私には見えていませんでした。。
また、「アイリスオーヤマ」もあったのですが、
こちらは、ガラス窓がないので、洗浄中の様子が見えないことから除外しました。これは好みの部分なので、洗浄機としては、優れていそうです。
3. ベルソス iimono117の使い心地は? 良い点と悪い点
こちら、届いたその日から、すぐに使えて便利でした!
少々重めでしたけど、私一人で設置できましたよ。
とはいえ、盲点がひとつあり、それは「アース」の設置でした。
え!!!そんなこと、ネットリサーチでは、どこにも書いてなかったのに・・・
途方にくれましたが、あらためてリサーチしたところ、
食洗器のアースは、冷蔵庫のアースとダブルで使っても良いようでしたので、
冷蔵庫の電源を一瞬だけ抜いて、アース線を2つ一緒に巻き付けました。
盲点、クリア!!
アースについては、別記事でお伝えしたいたいと思います。
さあ、コンセントを入れて、電源を入れるだけです。
もちろん、お水を汲んで、タンクに入れなきゃ!もあるのですが・・・
しかしながら、ここで盲点の2つ目を発見しました。
タンクは、上部にあるので、水を入れる場所としては、ちょっと高いのです。
高い場所へ水を入れるので、なんか、手が痛いゾ・・・
それに、注水の勢いがよすぎると、水が外にこぼれてしまうことも・・・
これを解消するには、両手で専用カップを持つことです。
専用カップは2リットルあり、これで2杯半~3杯の水を入れる必要があるのです。
なので、1回に入れる水の量を少し減らして、その分、回数を増やすか・・・ここは改善の余地があるようでした。
色々工夫しみたところ、今では、両手で持って、できるだけゆっくり注ぐようにして、なんとか3回の注水で済ませられています。
100均の給水タンクも、そのうち買ってみようかと思っているところです。
さて、肝心の洗い心地についてです。
これは、私は、「おいそぎコース」の30分を使って洗っています。「標準コース」だと1時間かかるようで、さらに「念入りコース」というのもあります。
(これについては、また後日、使ってみてご報告したいです・・)
「おいそぎコース」でも、事前にさっと水洗いしていれば、ピカピカにきれいになっています。
「洗浄」が終わったら、「乾燥」へ突入しますが、
このタンク式食洗器の「乾燥」については、実は、どれも似たりよったりで、
完全な「乾燥」は期待できないのが現状のようです。
これは、タンク式食洗器のデメリットですね。
ただ、30分経って、すぐに電源を切って、ドアを開け放しにしておくと、
余熱ですぐに自然乾燥できてしまっています。
節電のためにも、私はこの使い方をしています。
私が「おいそぎコース」ばかり使っているのには、いくつか理由があります。
節電と、もう一つ、習慣です。
時短することで節電、節約になることと、
食べた後の食器を、何もせずそのまま食洗器に入れる、というのが、なぜかどうしてもできないんですね・・・これは習慣と、あとは性格か?世代の問題??
事前に、さっとペーパーで拭いて、残りかすを取るか、ざっと水洗いしてから、食洗器にいれています。どうしてもそうしてしまいます。。
それだと、食洗器の意味がないじゃん!!! そう思われたでしょうか・・
・・・いえいえ、それでも、十分、助かってます!!
洗い物の手順というと、
水につけて、洗剤でこすって、水で流して、カゴにいれる・・
となりますが、この中間の2つを省略してくれるだけでも、家事の負担がぐっと減っています。
手も荒れないし、お皿はピカピカになるし、水道代も若干節約できるし、多少の電気代がかかっても、それは微々たるものだと感じています。
また、気になる「音」については、それほど大きくないと思います。
ドライヤーより、ずっと静かな感じです。
もちろん、音はしますよ。でも、私の最初の結婚のとき、10年くらい前に使っていたパナソニックの据え置き食洗器(ただし8年以上使用なので、モノは20年近く前のもの)に比べて、断然おとなしいです。
使い始めと、途中、回転が変わるときに、少し音が大きくなりますが、夜でも使っています。
そして、「食洗器はだんだんと使わなくなる・・・??」という問題についてはどうなのでしょうか。
「なぜ使わなくなるのか?」というと、時間と気持ちに余裕があるときなら、手で洗った方が早いからでしょう。そう、スピードです。すぐに使いたいときは、手洗いが早いのは事実です。
でも、ちょっと疲れてるときなど、ご飯を食べたあと、食洗器という絶対的な自分の味方がいる、と思うと、精神的にとてもラクです。
実際に使うと、やはりラクちんです。手洗いより時間はかかっても、ラクさに変わりはないです。
また、使わなくなる、という人のなかには、食器を入れるときに食器の端が欠けてしまう・・という問題があるようです。
食洗器は、食器の入れ方の工夫で、洗える食器の量がずいぶんと変わってきます。
おそらく、食洗器のデメリットは、ここに神経を使えるかどうか、かもしれません。
無造作に入れると、入る量が少なくなるし、手洗いの要領で手早く食洗器に投げ込むと、繊細なお皿の場合は、欠けてしまうこともあるようです。
これを解消するには、万一欠けてもいい食器を使うようにするのも方法の一つかもしれませんね。
私も、使い始めて3ヶ月くらいで、「あれ?ここ何日か、食洗器使ってない・・」と気が付いたときがありました。
私の場合は、お皿の欠けではなく、手の方が早いし…という理由でした。
さらに、絶対的な味方には、ピンチのときだけ助けてもらえばいい、という、やせ我慢な気持ちもあったかもしれません。ここは性格ですね・・機械なんだし頼ればいいのに・・
いいんです、絶対的な味方なんだから、どんどん頼って使ってしまえ~~!!
と、気づいてから、また使い始めました。
ありがたいです。うれしいです。助かってますよ。
まとめ
以上、私の食洗器への道のりと、使った感想をお伝えしました。
タンク式食洗器は、乾燥機能は弱めですし、いくつかのデメリットもありますが、
それでも、家事のお助け部隊として、主婦の絶対的味方として、役立つ家電だと思います。我が家では、もう、なくてはならない存在となっています。
もっと高額の有名メーカーによる食洗器に比べたら、タンク式食洗器には、幾分かのマイナス点はありますが、それでも、これだけ便利なものが、このお値段で、簡単に手に入るのは、コスパが非常に良いと感じています。
食洗器を買おうか迷ってる方、これを使って、時間と心のゆとりを手にされてはいかがでしょうか。私はぜひともおすすめしたいです^^