こんにちは。尼花(あまはな)こと、尼ヶ辻花子です。
昨日は、食洗器のアース線についてお話しましたが、
アースといえば・・・と、思い出したことがありました。
人間アースが普通に行われていた、ある国の光景について、お話したいと思います。
ヒトがアースする方法とは?
食洗器のアース線の記憶をたどっていたら、人間もアースすべきでは?と、考え始めました。
アースとは、「接地」のことで、たまった余分な電気を、大地へ放電することを意味します。
ヒトが、このアースを行うためには、いくつか方法があります。
①裸足で歩く:直に地面に接しますから、アースできるようです。靴を履くと、靴底は絶縁体になるので、放電はできないですね。
②海や川の水に足をつける:これも、地面ではないですが、水のなかに放電できます。
③土いじりをする:農作業やガーデニングなど、植物のお世話をすると、それは土を触ることになります。これでも放電可能です。
③を仕事や趣味にされている方はいらっしゃることでしょう。
②については、夏場に遊びに行った水辺で、裸足になって足を水に浸ける人は多いのではないでしょうか。
しかしながら、①については、いかがでしょう?
この裸足になって歩くことは、アースするにはとても良い方法らしいです。
ですが、そんな機会って、現代人には、なかなかないのが普通です。
家のなかではなく、外で裸足になって、土や草の上を歩いたときって、いつが最後ですか? 子供のころでしょうか・・・
そういえばと、思いだしたことがありました。
裸足で歩いている現代人。実は、いるんですよ。
人間アースが普通に行われていた?
私が3年ほど住んでいたニュージーランドでのことです。
最初に訪れたときに、短期間ステイしていたお宅から、買い物をしようと通りに出てお店へと向かう途中、数人の子どもたちが歩いているのに出くわしました。
小学校の中学年くらいでしょうか・・・
そのお子さまたちが、なんと、裸足で歩いていたのです!!
芝生とか、岸辺や海岸とかではなく、土道でもなく、アスファルトの歩道で、横では車がびゅんびゅん!と走っているような道で、です。
そして、そのまま彼らは、雑貨店の中に入っていきました。
うわあああ、ここ・・・どこ??
当時の私は、まだニュージーランドについて、羊とマヌカハニーくらいしか知識がなかったので、この子供たちの姿には心底ビックリしました。
彼らはみんな、Tシャツに短パンやデニムなど、普通の服装をした、現代っ子たちで、別にボロボロの服を着ているストリートチルドレンとかではありません。
足首から上は、小ぎれいにしている普通の子どもたちが、裸足で歩いていたのです・・・
聞けば、この裸足生活は、ニュージーでは普通のことらしいのです。
さすがに、大人たちは靴を履きますが、
家族連れで歩いていたりするときに、両親は靴を履いていても、その子どもたちは裸足で歩いている、という風景も珍しくなかったのでした。
なぜ?
・・・靴が買えないわけではありません。
これ、習慣なんだそうです!!
大人は靴を履く、と言いましたが、
実は、大人だって、裸足で歩く人もいます。
靴が買えないからではありません(くどい?)。
そういう習慣であり、めんどくさいからであり、靴を履かないことが自然なことだからだそうです。
せめて、アスファルト道路では靴を履いてほしい・・そもそも足が痛くないのだろうか??と思った私の気持ちは、大きなお世話みたいでした。
ニュージーランドの小学生たちは、体育の時間は裸足が普通、授業中でも靴を履いてない方が多勢、通学路でも裸足ということが、普通に当たり前にあるので、
足裏は相当鍛えられていると思います!!!
それに、裸足でいる方が、靴を履くよりも、ずっとずっと気持ちがいいそうなんです!!!
ところで、ニュージーランドには、蛇がいません。
危ない生物がいないので、鳥でさえ、道を歩いています。←これ、本当です!!
実際、子どもの裸足姿より、私がもっと心動かされたのは、鳥が歩いている姿でしたから・・・
それはともかく、外敵害虫がいないので、裸足になっても危険が少ないらしいです。
それでも、ガラスの破片とか、金具とか、落ちてたりしないんでしょうかね・・・
・・・そういえば、落ちてなかったかも。
それにしても、人間がアースするには、ニュージーランドは最強の国なのかもしれません。
電化製品に囲まれた生活をしている私たちは、
ときに彼らを見習って、裸足で大地を歩いてみるのもいいかもしれません。
ただし、公園とかで・・・??
まとめ
私が見た、人間アースの光景についてお話しました。
ビックリしましたが、今では、私もたまに真似しています^^
お天気のいい日に、公園で芝生を見つけると、裸足になるので、横でオットがヒヤヒヤしています。彼の方が、ニュージー在住歴長いんですけどね・・・
でも、これ、すごーく気持ちがいいですよ!!
あなたも、次のお休みの日には、近くでアースしてみませんか?