DIYが静かなブームですね。
まったく自分とは無関係なこと、と思っていたのですが、ふとしたことから我が家でもDIYをすることになりました。
DIY初心者が作ったものとは、何なのでしょうか?
オーダーメイドは高すぎる?
そもそも、DIYとは”Do It Yourself”の略で、木工作業である日曜大工を含めた、アマチュアの手作り作業のことをいいます。
プロにたのむのではなく、自分で作るものはすべて、インテリアや雑貨も含めて「DIY」と言えるようです。
さて、我が家では、冷蔵庫とシンクのすき間家具として、ちょっとした物置を、通販で購入し、使っているところです。
こんな感じです。空っぽに見える一番上の棚の部分に、乾物などの食材を置いていました。
しかし、間口の割に、奥行きのあるスペースなので、置いたものがごちゃごちゃと混ざりあってしまうのがネックでした。
そこで、ここにジャストサイズの引き出しボックスを作ってみては、と、これまたオットが言い出しました。
最近、家事改革にいそしむオットの提案と行動には、「室内物干しの窓枠タイプ」や「タンスの断捨離」などがありました。これらの記事も宜しければお読みください。
100均グッズなどでは、ここにピッタリのジャストサイズのものはなかったので、どうしたものかと考えていたのです。
オーダーメイドにするには?
ネットで調べたところ、引き出し1つからでもオーダーメイドできるお店があるのを見つけました。
ただ、気になるのはお値段です。
3千円くらいならいいかな?と話していたのですが、問い合わせしてみると、なんと8千円以上するようでした。。却下です。
そこで、ホームセンターで木材を買って、自分で作ってみては?ということになりました。
何かと便利なホームセンター
箱を作りたい場所の寸法を測ってから、ホームセンターに向かいました。
ホームセンターには、さまざまな種類の木材が置いてあり、それを好きな寸法に切ってくれるサービスがあるのです。
木材を選ぶと、寸法に合わせて切ってもらうようお願いしました。
ホームセンターに備え付けられた大きなカッターで、あっという間に寸法通りに切ってもらえましたよ。さすがプロ、いい仕事してくださいました。
箱は、長方形の板を組み合わせるだけですから、ややこしい設計ではありません。底部分と四方の面、合計5枚の板と、残った端切れの板を持って、帰りました。
ところで、ホームセンターには、スタッフの方が切ってくれるのとは別に、お客が購入した素材を工作することのできる専用スペースがあるのをご存知ですか?
私は、今回、初めて知りました。釘を打ったりするのに、近隣への騒音が気になる方は、この専用スペースで作業をするといいかもしれません。もちろん、そのためには素材をそのホームセンターで購入しなければなりませんが・・
ペンキは水性がベター
持ち帰った木材を組み合わせて、オットの手持ちの電気ドリルで釘を打ちこみ、引き出しボックスが出来上がりました。
木肌のままでも良かったのですが、オットがペンキを買ってきて、色を塗りました。
出来上がりはこんな感じです。
取っ手についても、同じホームセンターで購入。
サイドには、端切れの板をそのまま使って、引き出しやすいように壁を作りました。この壁は、下の台に打ち付けたのです。
この赤矢印の、サイド部分が付け足した壁です。
もとの色は、引き出しの中の感じです。
ペンキは、水性を使いました。
油性ペンキは扱いにくいので、水性がおすすめです。
見た目は、周囲と同化してよくなりましたが、実は、引き出しのすべりがペンキを塗ることで悪くなりました。
この上にさらにニスを塗った方がいいかもしれませんね。
使ってみた感想
この引き出しができてから、乾物類を無事に入れることができました。これまで、横が空いているので乾物の入った袋などが、下へ落ちることも多々あったのですが、その心配はなくなりました。
引き出しひとつあるだけで、ずいぶんと料理をするのに便利になりましたよ。
また、今回、ペンキも合わせて合計2千円ほどで作ることができました。
節約にもなるので、お近くのホームセンターで、ぜひDIYを始めてみられてはいかがでしょうか。自分で作るって、楽しいですよ!