平成駆け込み婚をしてきました、私、尼花(あまはな)です。
え、結婚、してたんじゃ??と思われた方、そうなんです、それがですね。。。
今までは、事実婚だったんです。
紙きれ1枚のこととはいえ、入籍した方がいいかもと思い始めて、苦渋の決断をいたしました。←嘘です、実は喜んでます。
今回は、私の再婚をネタに、入籍のメリットをお伝えしようと思います。
周囲に説明するのが面倒
平成駆け込み婚をした、私とオットは再婚どうしです。つまり、どちらも一度リコンしています。
また、出会ったのが海外だったので、お互いをパートナーとして認めていれば十分、という考え方でした。海外で一緒に住み始めたので、それがそのまま日本でも通用すると錯覚していた部分もあります。
しかしながら、日本では、姓が違っているのに一緒に住んでいると、ややこしいことが多いんですね。。何より、周りの人たちに、いちいち説明するのが面倒です。
実質は夫婦と同じでも、籍を入れていないというだけで、周囲を困惑させることが多いんだな、、というのが、素直な実感です。
逆に、「夫婦と同じなのになぜ籍を入れないの??」という質問も受けたりして、こちらも困惑しました。どちらにも子どもがいませんし、確たる信念があって事実婚にしているわけではなかったので、便利な方を取った方がいいかな、と思うようになりました。
万一のときに備えるため
さらに、海外で出来た若い日本人の友人からのアドバイスもありました。
彼女もまた、海外で知り合った日本人と一年前に結婚しました。その際に、
「日本では、緊急手術のときなんかに、籍が入ってなかったら家族として扱われなくて、手術の同意書にサインができなかったり、面会できなかったりしますよ!!」
と脅されました。。彼女たちは今も海外暮らしですが、それでもそこまで調べていたようです。
そうか、今もまだそういう法律なのね、と、私もナットクしました。
それがあるから、最近ではゲイカップルのパートナー認定などが話題になっていますよね。。私たちはゲイカップルではないので、入籍が手っ取り早そうです。
夫の扶養に入ることができる
帰国当初は、私ももっと働いて稼ぐ予定でしたが、思ったほどの収入が得られていません。まだ諦めるつもりはないですけれど、しばらくはオットの扶養に入った方が何かと得だと知りました。また、オットの方にも扶養控除という税制上の優遇があります。
ただ、ちょっと悔しい気もします。自分に対して。
いちおう、ずっと仕事をしてきて、税金も払ってきていたので、なんだか負けたような気がしないでもありません。。
でも、膝の痛みがもう少し改善するまで、有難く扶養に入れていただくことにしました。
仕事については、いま考えていることもあるので、いずれシェアできればと思います^^
家族が増える
私にもオットにも子どもはいません。だから、親族は、それぞれの親きょうだいということになります。
入籍することによって、オットの両親やきょうだいと、つながりを持つことができました。これは、予想外のメリットです。
というのも、私の前の結婚では、とにかく元夫側の親戚が私にとってはどうにもこうにもネックだったからです。義母、義兄、その妻である義姉と、たったこれだけの人間関係だったのに、私は彼らのことがイヤでたまりませんでした。これ、思い返せば、最初からイヤだったし、嫌いだったんですよね・・・(姪や甥のことは好きでしたが)。
でも、今回は、オットの両親やきょうだいに会うのが、とてもとても楽しみでした。会ったあとも、その思いは変わりません。自分でも意外です。
子どもができるのとは別の意味ですが、家族が増える、というのはいいもんだな、とあらためて感じています。今のところ。。
デメリットもあり、それは・・
そうはいっても、入籍にともなうデメリットもあります。
それは、姓が変わってしまう、ということです。つまり、またしても、銀行やらなにやらの名前を変更しなければならない。。前の結婚のとき、離婚のときに続いて、3回目の変更です。その手続きが面倒なことこの上なしです・・
あとは、この年齢での姓変更なので、自分の名前に違和感があるのをぬぐえません。。
実際、入籍時に住民票も取ったのですが、そこに記載された自分の名前を見て、
「これ、誰!!??」
と、オットに問いただしてしまいました。
そのとき、オットは、どうやら戸籍謄本に載っていた前妻のことか何かと勘違いしたようで、ちょっと顔色がシリアスに変わってました。(いや、その謄本はもう婚姻届けと一緒に提出してるから・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)と、心でつぶやく、イジワルな私。
ですが、彼もまた私の新ネームをみて、しっくりこなかったらしく、
「だれだろう。。(笑)」と、つぶやいていましたね。
それから、この人だれ??が、我が家のジョークネタになってます^^;
ちなみに、新戸籍にしたので、今後戸籍謄本を取っても、そこに彼の前妻の名前が載ることはありません。再婚を考えている方には、戸籍を新しくされること、おススメしたいです。
まとめ
平成駆け込み婚で入籍した私の再婚について、そのメリットとデメリットをお伝えしました。
緊急時の家族として、入籍はおすすめですし、親族が増えることも利点になるかもしれません。
日本の法律も、これから変わっていくことを望みますが、現時点では、入籍がてっとり早い方法のようです。
この記事が、何かのお役に立てれば幸いです。