尼花日記

尼ヶ辻花子(あまがつじ・はなこ)のブログです。2DKのアパートに、片付け好きの再婚オットと二人暮らし。掃除、断捨離、シンプルライフ等について日記に綴ります。

肌の断捨離のすごさを実感してから気づいたこと

断捨離するものは色々あるけれど、そのなかで、肌断捨離ってやったことありますか?

この肌断捨離の威力を実感した私の体験をシェアしたいと思います。

 

 

年齢が上がるとともに、なんとなく、ファンデーションも濃くなって、化粧なしでは外に出られないと思い込んでいたときがありました。

日用品は断捨離しても、化粧品は捨てられない、女心、でしょうか。

でも、これを実行せざるを得ないときがやってきました。

きっかけは顔のしっしん

そのとき、私は海外のフラットに住んでいました。日本で断捨離のごとく荷物を整理して、ホームステイを経てのフラット生活でした。そのときの家の様子はこちらです。

amahana.hatenablog.com

ここに住んでいたときのことです。最初は唇の上にしっしんができて、ヘルペスにでもなったのか?と思っていたら、それが顔中に広がって、みるみる腫れあがってしまいました。今思えば、海外生活の疲れがたまっていたのもあったのかもしれません。

また、その少し前に体調を崩して、病院で薬をもらったことがあり、その薬が体に合わなかったという前提がありました。

何もつけない方法

顔にしっしんが出た時も、すぐに病院へ行きましたが、またしても山盛りの薬を出されました。何の薬なのか、ネットで調べることもしましたが、もう、体が薬を拒否しているのが、自分で分かりました。薬はいやだと体が言っている気がしたのです。

そこで、私は、何もつけないし飲まない、という方法を選びました。

顔なので、いやでも人の目につきます。周囲の友人たちも、とても心配してくれて、あれがいい、これがよかった、と色々と言ってくれましたが、それは有難く聞いておいて、自分の体の声に従うことにしました。

つまり、やったのは、水での洗顔だけです。クリームもオイルも何も、まったくつけなかったのです。日本よりも乾燥している空気だというのが少し気にならないでもありませんでしたが、ここはやはり自分の感覚を信じることにしたのです。

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何もしないことの意味

すると、不思議なことに、日を追って、しっしんがマシになっていったのです。

とはいえ、赤く腫れていたのが、途中で膿のようになり、それが今度は乾いてきてかさぶたのようになり、次は皮がぽろぽろとめくれてくる、という現象を2度は繰り返したと思います。

その間、1か月は経っていませんでした。少し赤みは残りましたが、ほとんどが嘘のように消えていったのです。

人の体の不思議な力を実感したときでした。これも一種の肌断捨離だったと思います。何もつけずに、水で顔を洗うだけ。それだけで、体は、自らを健康へと導いていってくれたのです。

気づいたこと3点

この経験を通して、私は大事なことを3つ得たと思っています。

一つは、健康の大切さです。ストレスも含めて、体調管理をしなければ、楽しい毎日を送れないことをひしひしと感じました。必死にがんばるだけが人生ではなく、自分をゆるめて、休ませることも大事なのだと今さらながらに気づいたのです。

二つめは、自分の体の力を信じること、です。自己免疫力というのかもしれませんが、体には、本来、健康になろうという力があって、それを生かしていく生活をしていこう、という気持ちになれました。

三つめは、人の心のあたたかさです。私のヒドイ顔をみて、可哀相がってくれたり、悲しんでくれたり、心配してくれたりこそすれ、誰も、嫌がるそぶりはみせませんでした。本当に、面相が変わるほどの状態だったので、自分でも、これは気持ち悪いだろうなあ、と思って、サングラスをかけたり帽子をかぶってみたりしたのですが、すべてを隠すことは当然できません。けれど、自分でさえヒドイと思う顔に、イヤそうな表情を見せた人は、誰ひとりいませんでした。

これって、当然のことだと思いますか?私はそうは思いませんでした。私ならどうしたかというと、自信がありません・・だから、みんなスゴイなあ、としみじみ思い、感謝しました。アドバイスしてもらった薬やらを試すことはなかったんですけどね・・・

今回も最後までお付き合い頂いて有難うございました!

これをお読み頂いたあなたに良いことがありますように☆