風邪の予防に、手洗いとうがいを実践していますか?
さらに鼻うがいをやることで、風邪をひきにくくなっていると実感している、私、尼花です。
鼻うがい、あるいは鼻洗いをやってみたいけど、ツーンと痛くなるのが怖い・・・と思っている方って、たくさんいるのではないでしょうか。
この「ツーン」をなくす方法があるんですよ!
それはというと・・・
鼻うがいは風邪予防に効果的?
まず、鼻うがいとは、何なのでしょうか。
うがいといえば、普通は、喉をガラガラと水で洗うことですね。
鼻うがいは喉ではなくて、鼻を洗うことです。だから、鼻洗い、とも言いますね。
ガラガラではなくて、シュッと水を入れて、鼻の通りを良くするイメージです。
以前、私が鼻を洗っていたときは、片手に水をためて、もう片方の手の指で一方の鼻の穴を抑え、もう一方の鼻の穴から水を吸い込んで、すぐに、
シューっ!!!!
と、水を出す方法をとっていました。
でも、これって、鼻がツーンときて、痛いんですよね・・・
ぬるま湯にすると、マシなのかと思いましたが、大した変わりはなく、お湯を深く吸い込まないでやってしまっていました。
そのうちに、鼻洗いをすること自体がなくなってしまっていたのです。
転機は、ニュージーランドにいた頃のことでした。
ひどい風邪をひいてしまって、咳も鼻もなかなか治らず、抗生物質をもらいにいった病院の先生に、鼻洗いをすすめられたのです。
鼻洗い用の専用のボトルがあり、鼻洗い用の水をつくるための粉もあって、それを使うと、まったく痛くないことに気が付きました。
これについては、過去記事がありますので、よろしければご覧くださいませ。
この鼻洗いをするようになってから、以前よりは風邪をひきににくくなった気がしています。
そこで、この鼻洗い水に入れる粉が何なのか、よく見てみたところ、
・Sodium Chloraide
・Sodium Bicarbonate
この2つでした。
つまり、塩化ナトリウム(塩)と、炭酸水素ナトリウム(重曹)です。
これらの合計2グラムの粉を、240ccの水に溶かして、鼻洗い用の水を作っていたのです。
塩と重曹を使うので、自分でも作れるのではないかと、帰国してからの私は、炭酸水素ナトリウム(重曹)で鼻うがいをするようになりました。
飲める重曹があった?
実は、「炭酸水素ナトリウム」は、薬局で売っています。
効能効果が記されて、摂取量なども明記されている飲用です。
「炭酸水素ナトリウム」は、別名「重曹」のことですね。でも、お掃除用の重曹ではなく、薬屋さんで販売されている「重曹」なのがポイントです。
重曹は重曹でも、お掃除用の重曹とは違います。
私は、鼻うがいをするのに、この薬局で買った「炭酸水素ナトリウム(重曹)」を使うようにしています。
200cc~240ccの水に、この「炭酸水素ナトリウム」を2グラム溶かして、鼻うがい用の水を作ります。
なお、この鼻うがい、やりすぎると粘膜を傷つけてしまうそうなので、1日1回にしておきましょう。
私の場合、最近では、外から家に帰ってくると、すぐ鼻うがいをするようにしています。ほかに、寝る前などでもいいかもしれませんね。
この「炭酸水素ナトリウム」の代わりに、お塩でもいいと思いますが、塩は溶けにくいので、それよりも便利だと思います。
鼻うがいをするとツンと痛くなるのがイヤな方、一度お試しになられてはいかがでしょうか。
忘年会やクリスマス、お正月など、楽しいイベントが続く今こそ、風邪をひかないために、やってみる価値はあると思いますよ!