キッチンの換気扇、すぐに汚れてしまうと嘆く、私、尼花です。
月に1度はお手入れしないと、油がたまってきてしまうので、本当にやっかいです。
年末年始の忙しい時期、ここは別の手に助けてもらう方法もありますよね。。
今回は、家族に換気扇を洗ってもらう方法を、4つの過程に沿って、お伝えしたいと思います^^
①まずは放置プレイ
最初にお断りしておきますが、これは、成人あるいは18歳以上のご家族が対象です。
小さなお子様や、思春期まっさかりのお子たちには、決してお試しにならないよう固くお願い申し上げます。
さて、換気扇の汚れが気になるあなた。
そろそろお掃除しなきゃと思うのだけど、他にもやることが山積みだし、汚れ落としの面倒を思うと億劫になるし、何より、手がベトついたり、手袋するのが超メンドー、そんなこと言ってるのは、そう、私、尼花自身です。
こんなとき、家の誰かにやってもらう方法というのがあれば、とっても助かっちゃいますね!
では、どうすればいい??
それには、まず、汚れた換気扇を放置すべきです。
え、放置?と、驚かれましたか?
でもね・・・
私がやらなきゃ!と、しゃかりきになっている間は、決して誰も手を差し伸べてはくれないものです。
遠い昔の男女交際に似てませんか。。
もしかしたら、今現在は違うのかもしれませんが、かつて、男という生き物は、
「守ってあげなきゃ!」というタイプの女に弱いものでした。
なんでも自分でできる女は、総じて、放っておかれがちで、
「やっぱ、オレがいないとあいつはダメなんだわ。。」
なんてセリフ、もう、手垢にまみれすぎていて、めまいがしそうです。
・・あら、すみません、私の若かりし頃の愚痴はこの辺でやめておきますね。
換気扇の話に戻ります。
家族のどなたか、とりわけ、夫とよばれる人にやってもらうために必要なこと、それは放置なのです。
え、それなら、もうやってるって??
そうですよね。。でもね、ただ待ってるだけではダメなんですよ。
これについては、次にお話ししますね。
②暗喩法1、レンジフードを買ってきてもらう
放置しながらもやるべきこと、それが幾つかあります。
まず、換気扇のお掃除に必要なものを、買ってきてもらいましょう。
ホームセンターへ一緒に行った際、あなたが他のものを見ている間に、探して持ってきてもらうのでもいいですね。
レンジフード等でもいいですし、換気扇を掃除するからと説明して、洗剤や手袋を頼むのでもOKです。
ただ、買ってきてもらって、すぐにあなたが掃除を始めてはいけません。
そう、ここでも放置するのです。
換気扇に関するグッズを買ってきてもらうことで、相手に、掃除の必要性をさりげなくアピールするのですね。
これは、暗に促す作戦です。
勘の良いナイスガイなら、ここで、
「ああ、ではオレが掃除もしてやっちゃるか」(←ナゾの方言)と、一肌脱いでくれるかもしれませんが、まぁ、まず難しいでしょう。。
だから、これは布石です。前振り、伏線です。
ということで、次に参りましょう。
③暗喩法2、つぶやいて注意を促す
しばらく放置したあとは、言葉に出して促してみましょう。
例えば、油が染みて垂れてきているのを、キッチンペーパーなどで拭きながら、
「今度、掃除しなきゃね」
などと、つぶやきます。
相手に聞こえるように、でも押し付けにならないように、まるで自分に言い聞かせているように、いや、実際、本当に自分に言い聞かせるようにして、つぶやきましょう。
あるいは、単に、
「ここが汚れてきてるのね」
なんて、独り言でもかまいません。
要は、換気扇が汚れていて、掃除をする時期にきている情報を認識させればいいわけですね。
言葉は何でもかまいませんが、言い方は、あくまで独り言ベースで、明るく淡々とつぶやきましょう。
ここまでくれば、あと一押しです。
そして、ここからが肝心です。
相手は、換気扇の汚れがたまってきていて、掃除の時期にきていることは、認識しているはずです。
あなたが繰り返すつぶやきによって、あなたがそのうち掃除をするだろうと当初は思っていたにしても、その行動を起こさないでいるのを、不思議に思い始めているかもしれません。
あるいは、ちょっと腹立たしく思って、文句を言ってくる可能性もありますね。
いい加減掃除したらどうだとか、早くやってしまえよ、だとかなんとか、、
そんな場合も、決して反論せず、
「今日はちょっと肩が痛くて・・」とか、
「歯医者に行かなきゃいけないのよね」など、
小さな言い訳をつぶやて、うまくかわしていきましょう。
決して喧嘩にならないよう、つまり、同じ土俵に立たないようにしましょうね。
そう、「のれんに腕押し」の状態を演出してみてください。
くどいようですが、相手を怒らせてはいけません。
あくまで、呆れさせる、ぐらいになるようカジをとってみてください。
④直接法、お願いしてみる
さて、ここで、勝負の一手です。
普段のおしゃべり、会話の延長線上で、
「換気扇、洗ってもらえる?」
と、お願いしてみましょう。
直接法を使うためには、ポイントがあります。
まず、命令するのはダメです。
あなたがやってよね、という文句のような言い方もNGです。
かといって、あからさまな猫なで声を使うのもよくないですが、、ほんのちょっと、スパイス的に使うのならアリだと思います。
ここで、さらっと言うバージョンと、いま思いついたばかりに見せるバージョンの2つがありますので、相手の方の性格などを吟味して、選んでくださいね。
もしかしたら、一度お願いしたくらいでは、あっさり断られるかもしれません。
その場合は、また放置です。
そして、自然な会話の流れで、再チャレンジしてみてください。
番外編
ここまで読んで、まどろっこしくて、やってられない!!とか、
こんなまわりくどい方法をとるなら、自分でやったほうがマシ!!と思われた、男前のあなたなら、今すぐ洗剤を手に、お掃除を始めましょう。
その場合、おすすめなのは以下の洗剤です。
①弱アルカリ性の食器洗い用洗剤
②重曹あるいは重層水
③セスキ炭酸ソーダ水
セスキに関しては、僭越ながら、私の過去記事もありますので、よろしければお読みくださいませ。
おそらく、換気扇の掃除時間は、15分くらいから長くても30分以内にすむだろうと思われます。
てっとり早く、自分でちゃっちゃとやってしまうか、それとも、放置の方法を試してみるか・・・
ただ、ひとつ私が思うことがあります。
男はいつだって、女の役に立ちたいと思っている生き物であるということ、これもまた真実だということです。
もしも願った通り、換気扇の掃除をしてくれたのなら、そのときは、手放しで喜んで、思いきり褒めてあげてくださいね。
というわけで、あなたは、どちらの方法を選びますか?
上記の画像に写っているのは、今回の成功例、尼花オットの手です。
最後までお読みいただいて有難うございました。