ソフトボールを使ったマッサージにハマり中の私、尼花です。
お尻のこりを取るために、小学生のとき以来、久しぶりに手にしたソフトボール。
このソフトボールを使って、お尻の筋肉をマッサージしてみたら、これが気持ちのいいなんのって・・・最初は痛かったけれど、段々と慣れて、その気持ちよさに酔いしれるうちに、つい時間をかけてやってしまったのです。
これが悲劇の始まりでした・・・
3日目に起こった腹痛
ソフトボールでお尻のマッサージを始めて、3日目のことです。
お尻だけでなく、腰や脚の裏側に背中、肩や首にも使っていました。
最初は痛かったのですが、少しずつ痛みに慣れて、ツボをゴリゴリする気持ちよさの方が強くなってきたんですね。
この、ソフトボールを使ったお尻マッサージについては、こちらの過去記事に書いていますので、よろしければお読みくださいませ。
お尻の筋肉は、普段の生活でそれほど刺激を与える箇所ではないですね。
それを、ソフトといえどボールでゴリゴリしているのですから、やり過ぎは禁物のはずです。
実際、ボールでマッサージする時間は各箇所につき30秒ずつくらいだそうなんです。
それを、つい、越えて何分もやってしまったんですよ・・・
お尻もそうですが、私は腰痛もあるので、腰痛に効くと言うツボにも使ってみました。
骨盤のいちばん出っ張っているところ、ウエストの少し下の骨ってありますよね。
その下あたりの筋肉をマッサージすると、腰痛にはいいと聞いたことがあったので、そこを重点的にツボ押ししていました。
事実、この辺りが、私にとっては一番「痛い」ところでした。
つまり、最もこっている場所でもあるんですね。
そこをぐりぐりし続けて、3日目に、突然、腹痛が起こりました。
盲腸?それとも腸炎?あるいは・・・
そのとき痛んだのは、右のお腹でした。
私の腰痛は右が特にひどく、ボールマッサージでゴリゴリしていたのも、右の骨盤の上あたりでした。
腹痛が起こったとき、とっさに考えたのは、
「マッサージのしすぎ??」
ということでした。
ただ、痛いのは、右とはいえど、お腹なのです。
マッサージしたのは、体の裏側、腰の端っこやお尻なのに、体の前側のお腹が痛むのは、やはり内蔵のどこかのせいなのだろうか・・という理性が働きました。
右だから、盲腸?
それとも、腸炎?
そういえば、思い当たることがありました。
推察理由、その1
それは、その日のおやつに、ピーナツ入りのおせんべいを食べたことです。
最近はあまりおやつを食べないようにしている私ですが、オットが買ってきて食べ残していたのがあったので、つい手が伸びてしまっていました。
もともと私はナッツ類の消化が苦手で、過去に、ナッツの食べ過ぎでひどい腹痛を起こしたことがありました。一人暮らしをしていた頃のことです。
とはいえ、そのときは、本当にかなりの量のナッツを食べていました。種類も様々で、これを消化しきれない腸が怒り爆発!
というより、胃で十分に消化しきれなかったナッツが、腸を通るときに、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり転がって流れていくイメージで、そのたびに可哀相な腸が、
「ひえええーー!!」
と悲鳴をあげるという感じでしょうか・・・
痛くて、痛くて、はやいとこ便として排出したいのですが、腸を通っていく過程が痛すぎて、のたうちまわっておりました。。
やっと、トイレで出迎えたときには、まるでバリウムのように白いお姿をされていましたね・・・いったいどれほどの量を食べたのだ、私・・・(よいこは決してマネしないでね)。
とにかく、そのアホくさくも壮絶な経験があったので、ピーナッツせんべいを今回の犯人にしそうになったのです。
でも、食べたのはたった3枚で、その中に入っていたピーナッツは正味10粒もありませんでした。これはシロだ・・・
推察理由、その2
さて、私がその次に考えた理由は、筋肉か骨格のゆがみのせいではないか、ということでした。
ずっと昔のこと、私がまだ20代だった頃のこと、やはり腰痛で病院を色々めぐったことがありました。
整形外科に始まり、内科、婦人科でも検査してもらったものの、すべてノーマーク。
それでも痛くて、鍼へ行き、最後には知り合いのすすめでカイロプラクティックに行くことになりました。
そこで、最終的には改善したのですが、そのときの女性の先生が、ご自分の患者さんのケースをいくつか教えてくださったことがありました。
若い、まだ十代の女の子が、お腹が痛くていたくて、お母さんに支えられるようにしてやってきたというのです。
やはり、検査ではどこにも異常が認められず、それでも痛いので、最後の頼みの綱としてカイロプラクティックにやってきたのでした。
もう30年近く昔の話なので、その女の子も今ではもうアラフォーだと思うのですが、その女の子はその場で治療してもらい、骨のゆがみを正したところ、嘘のように痛みがひいたというのです。お腹を押さえて、支えられるようにやってきたのに、帰りにはぴんぴんして歩いて行ったとか。
嘘のような本当の話です。
そして、この話には次の2つの重要ポイントがあります。
1つは、それだけ骨格や筋肉というのは、内臓への影響が大きいということ。
さらに2つめは、若い筋肉や骨は、それだけ調整しやすいということだから、健康のためにはできるだけ筋肉や骨周辺のイロイロを柔らかく保つことが大事、ということです。
この話を思い出した私は、やはり今回の痛みは、マッサージをしすぎたことによる筋肉あるいは骨の反逆行為にもみえる内臓への負担、だと思うようになりました。
そう、私はソフトボール・マッサージで、普段さわらない筋肉を刺激してしまったのです。そのことによって、筋肉が痛んだのか、ほぐれることと引き換えに、骨になんらかのズレが生じたのか・・・??
これが少しずつなら問題なかったのでしょうが、上記の通り、時間を守らず、何分もマッサージしてしまっていたのが、やはり悪かったのでしょう。
本当に、いくつになっても、程度を知らない性格が我ながら情けないです。。
今回の腹痛は、骨か筋肉への強い刺激によって、なんらかの急激な変化が起こり、骨と筋肉が支えている内臓にまで、大きな影響が与えらえてしまった結果なのではないか・・・
腹痛は、右側でした。
ところが、痛みのあまり横になってしばらくすると、痛みがひいていくのです。
盲腸など内臓自体の疾患なら、そんなことはありえないでしょうし、ピーナッツだとしても、それはないでしょう。
横になって痛みがなくなったからと、また立って動いていると、しばらくしてまた痛くなるのです。
これは、やはり、体の構造の問題。骨格か筋肉か、何かが正常に内臓を支えられていないからではないでしょうか・・
そのときは、ちょうど夕飯の用意をしていて、途中で何度も中断せざるを得ませんでした。
帰宅したオットには、「冷えたのでは?」といわれ、カイロを貼ったりもしました。
このカイロは、案外、正解でした。
お腹と腰をあたためることで、痛みはかなり和らいだのです。これも不思議なことでした。
結局、この痛みは、急激なマッサージによる一種の「揉み返し」現象だったのかもしれません。。それとも、ただの冷え??
なお、この1か月後に腰痛と膝痛に悩まされた私が、小型マッサージ機でほぐしたハナシがこちらにありますので、よろしければお読みくださいませ。
まとめ
おかげさまで、翌日には良くなりました。
ピーナツの食べ過ぎか、マッサージの揉み返しか、本当のところの原因は、いまだ不明です。
どちらにしても、ソフトボールによるマッサージのし過ぎは、体に良くないので、どうぞ試される方はくれぐれもご注意くださいませ。
それでも、各30秒ずつを守ってやると、これは、本当に気持ちがいいです。コリも少しずつほぐれていっている気がします。
ぜひとも時間厳守で、お試しあれ!!