お宅に畳のお部屋はありますか?
普段は、掃除機をかけるだけの畳ですが、部分的に汚れがこびりついて取れない箇所がありました。
これを取るためにとった方法をシェアしたいと思います。
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何を隠そう、私、尼ヶ辻花子は、畳の部屋が大好きなんですよ。夏は涼しく、冬あたたかい、畳ファンの一人です。
イグサの香りも好きですし、足の裏にでこぼこと感じる感触も好きです。夏の寝苦しい夜、足だけ布団から出して、畳をすりすりなでると気分が落ち着きます。
また、外出先から疲れて帰宅したときに、畳の上にゴロンと横になる至福の喜びよ、日本人でありがとう、という気持ちになります。
さて、この畳のお掃除です。
畳は、古くは、茶がらでお掃除していたと聞きます。私も近く、トライするつもりです。
ですが、今日は、部分的にこびりついた汚れを取ってみたいと思います。
どんな方法をとるのが良いか、調べてみました。
①日焼けによる黄ばみ
この場合は、酢を用います。お湯のなかに、酢をいれ、雑巾に浸して、固く絞ってから、黄ばみ部分を優しく拭きます。酢の割合は、5倍に薄めます。
このあと、乾いた雑巾で、乾拭きします。さらに、エアコン、扇風機などを使って、完全に乾燥させます。
酢の代わりに、クエン酸を溶かした水を用いてもよいです。この場合は、必ず手袋をしましょう。割合は、200ミリリットルの水に小さじ1までくらいです。
②こびりついた汚れ
汚れ部分に塩をふりかけて、汚れを浮き上がらせます。古い歯ブラシで、畳の目に沿って汚れをかき出してもいいです。また、塩といえば重曹も?と思い浮かびますが、重曹は、黄ばみの原因になるので、使わない方がいいです。
あるいは、弱アルカリ性の洗剤を、古い歯ブラシの先につけて汚れをかきだしても有効です。
私は、セスキ炭酸ソーダを水に溶かして、雑巾タオルの端を浸し、汚れを軽くたたいて取り除きました。
セスキに関する使い方は、過去記事でご紹介しています。
問題の汚れ部分は、こんな感じでした。
何の汚れでしょうか・・・この部屋では、基本的には食事はしないのですが、何か果物をここで食べたのかもしれません。洋服についていた食品のカスが、ここに落ちたのかもしれません。わかりません・・・
この汚れ、上記のパッティングで、すっかりキレイになりました。
どこが汚れていたのか、もう分からない感じです。
さらに、化粧品の粉がこびりついていた箇所にも試しました。こちらです。
グリーンのアイシャドウの粉です。このほかにも、パウダーファンデーションの白い粉も、付いていた箇所に試しました。
これもまた、キレイに取り除くことができましたよ!
セスキは弱アルカリ性です。化粧品は、弱酸性だったのでしょう。
さて、汚れを取り除いたあとは、タオルの反対側の乾いた部分で、乾拭きしました。
③カビによる汚れ
カビについては、中性洗剤とエタノールを使うとよいようです。
ただ、黒カビがこびりついている場合、もうエタノールでも取れない場合が多いようです。
カビが出来る前に、定期的に掃除をして、カビができていないかチェックすることが大事ですね。
どちらにしても、最後は、乾拭きしてしっかりと乾燥させましょう。
④ダニの発生
ダニの発生は、ペットなどによるものと、湿気からくるものがあるようです。この場合は、燻煙剤を用います。ただ、ダニの卵は、この燻煙剤ではやっつけられないので、2週間後に再度もちいるとよいようです。燻煙剤の使用後は、水を固くしぼった雑巾で拭き、最後は乾拭きです。エアコンや扇風機などでよく乾燥させるとよいです。畳の下に防虫シートを敷いてもいいですね。
⑤家具による跡
家具の跡がついてしまったときは、熱めのお湯を用意して、それで絞った雑巾を当て、その上からアイロンをかけるといいそうです。その後、ドライヤーで乾かします。
いかがでしたでしょうか。畳は、湿気を嫌うので、とにかく乾燥させると良いようですね。私は、気になっていた汚れが落ちて、すっきりしました。
今回も最後までお付き合い頂いて有難うございました!
これをお読み頂いたあなたに良いことがありますように☆